コリドラス・アルビノロングフィン(2cm)の通販
コリドラス・アルビノロングフィン
コリドラス・アルビノロングフィンの魅力
コリドラス・アルビノロングフィンは水槽の掃除係として有名なコリドラスの一種で、白いボディに長いヒレ・赤い目が印象的な熱帯魚です。「コリドラス・アエネウス・アルビノロングフィン」とも呼ばれ、コリドラス類の中で最もポピュラーなコリドラス・アエネウスのアルビノ個体「白コリ」を改良した品種です。コリドラスといえば他魚の残り餌を食べる脇役のイメージが強いかもしれませんが、本種は観賞用のコリドラスとしても人気があるようです。ボディカラーだけでなく、コリドラスらしい飄々とした表情や愛嬌のある泳ぎ方なども魅力です。
学名 | Corydoras aeneus var. |
最大全長 | 6~7cm |
飼育難易度 | 初心者向き コリドラス・アルビノロングフィンは品種改良された熱帯魚ですが、通常個体に劣らず丈夫で、水温や水質への適応力も高めだといわれています。食欲が旺盛で好き嫌いも少ないため、初心者の方でも飼育しやすい魚といえるでしょう。性格も大人しく、他の熱帯魚との混泳や同種との群泳にも向いています。寿命も通常個体とほぼ同じ年数ですので長期飼育にも期待できますよ。繁殖も比較的容易で、環境を整えれば数を増やすことも可能です。 |
コリドラス・アルビノロングフィンとは?
コリドラス・アルビノロングフィンはナマズ目カリクティス科に属する淡水魚の一種で、コリドラス・アエネウス・アルビノ個体のヒレを伸長した品種です。原種の生息地は南米地域ですが、本種は改良品種のため東南アジアなどで養殖されたものが流通しています。一般的に熱帯魚の改良品種は脆弱で飼育しにくい傾向がありますが、コリドラス・アルビノロングフィンの場合は丈夫で育てやすく、通常個体と同じように他魚の残餌を食べる水槽の掃除役として活躍してくれます。寿命も通常個体とほぼ同様で、3年から5年程度生きるといわれています。
コリドラス・アルビノロングフィンの飼育方法
推奨水槽サイズ
コリドラス・アルビノロングフィンは体長が6cm程度あるため、混泳や群泳をさせる場合は60cm以上の水槽がおすすめです。単独で飼う場合は小型水槽を使用しても差し支えありません。
飼育に必要な道具
水槽設置に必要な機材・グッズ
- 水槽、フタ、水槽台
- 照明
- ろ過フィルター、ろ材
- ヒーター、冷却ファン
- エアレーション
- 底床(角のない田砂やソイルなどを使用しましょう)
- 水草(コリドラス類は底砂を掘り起こすため、砂に埋める水草ではなく流木などに活着する水草が適しています。ミクロソリウムやアヌビアスナナなどがおすすめです)
- 隠れ家(岩や流木など)
- 水温計
- 水質調整剤
- 水質測定キット
- エサ
その他便利なアイテム
- コケ取りグッズ
- バケツ
- プロホース など
適正温度
23~28度
水質
中性~弱酸性pH 6.0〜8.0
餌
コリドラス・アルビノロングフィンは生餌や人工飼料などを食します。生餌ならイトメやアカムシ、人工飼料なら沈下性フードやコリドラス用の餌を中心に与えましょう。1日1~2回、食べ残しが出ないよう注意して給餌します。
注意点
コリドラス・アルビノロングフィンは他魚の餌の食べ残しを食べてくれますが、残餌だけでは栄養不足になりやすいため専用の餌を与えます。また、水質の悪化によってヒレが溶けることがありますので、定期的に水換えや掃除を行って水槽水を新鮮に保ちましょう。特に底砂にはゴミなどが溜まりやすいので、プロホースなどを用いて汚れを除去してください。定期的な掃除はコリドラスがかかりやすいカラムナリス病などの予防にもつながります。なお、本種は通常個体と同じく高水温に弱い面が考えられるため、水温管理にも注意して飼育しましょう。
混泳(おすすめの相手など)
コリドラス・アルビノロングフィンのタンクメイトには、同サイズで穏やかな性格の相手を選びましょう。おすすめの魚はグッピーや同じコリドラス類などです。
繁殖の楽しみ方
コリドラス・アルビノロングフィンの繁殖は比較的容易といわれていますが、改良品種のためかロングフィンタイプではない稚魚が生まれることがあるようです。繁殖方法は通常個体同様、オスとメスのペアを複数同居させることからスタートします。受精すると卵を水槽のガラス面などに産卵しますので、他魚の食害から防ぐため別容器に隔離しましょう。エアレーションを行いながら孵化を待ち、稚魚が生まれたらヨークサックがなくなるまで様子をみます。ヨークサックが見えなくなったらブラインシュリンプを給餌しましょう。