コリドラス・パンダ(2cm)の通販
コリドラス・パンダ
コリドラス・パンダの魅力
コリドラス・パンダは白い体色に黒のアイバンドや縞模様が入った熱帯魚で、水槽の掃除屋と呼ばれるコリドラスの一種です。その名の通りパンダのように見える顔立ちが可愛らしく、コリドラスの中では特に人気の高い品種として知られています。他のコリドラスより小柄な体格をしていますが、白と黒のコントラストが美しく、水槽内でも独特の存在感を示してくれるでしょう。魚の残餌も食べてくれますので、観賞用としてだけでなく水槽の掃除役としても活躍してくれますよ。性格が温和で、同種・他種問わず幅広い魚との混泳が可能なのも魅力です。
学名 | Corydoras panda |
最大全長 | 4~5cm |
飼育難易度 | 経験者向き コリドラス・パンダは他のコリドラス類に比べると小柄で繊細な面があるため、少々取り扱いが難しいようです。特に幼魚の時期は水質変化に弱い傾向がありますので、導入時の水合わせなどに注意する必要があります。いったん水槽の水に慣れれば丈夫に育つことが多く繁殖にも挑戦できますので、飼い始めに注意することがポイントです。なお、購入する際はショップに入荷した直後の個体だと体力が落ちていることがあるため、入荷して一週間以上経過した個体を選びましょう。 |
コリドラス・パンダとは?
コリドラス・パンダはナマズ目カリクティス科に属する淡水魚で、南米のペルーなどに生息しています。ワイルド個体も流通していますが、観賞用に販売されているのは東南アジアなどで養殖されたブリード個体がほとんどです。水槽の低層を泳ぎ他の魚の食べ残しを食べるコリドラスの一種で、水槽の掃除役としても親しまれています。コリドラスの中では鼻先(口先)が短い「ショートノーズ」に分類され、寿命は3年~5年程度といわれています。水質の変化にデリケートなため飼育にはコツを要しますが、飼い慣れれば長期飼育や繁殖にも期待できる品種です。
コリドラス・パンダの飼育方法
推奨水槽サイズ
コリドラス・パンダは体長が4cm程度のため、小型の30cm水槽から飼育することができます。他の熱帯魚と混泳させる場合は水槽をサイズアップしましょう。
飼育に必要な道具
水槽設置に必要な機材・グッズ
- 水槽、フタ、水槽台
- 照明
- ろ過フィルター、ろ材
- ヒーター、冷却ファン
- エアレーション
- 底床(角のない田砂やソイルなどが適しています。きめ細かなボトムサンドもおすすめです)
- 水草(コリドラス類は底砂を掘り起こすため、流木などに着生するミクロソリウムやアヌビアスナナなどをレイアウトしましょう)
- 隠れ家(岩、流木など)
- 水温計
- 水質調整剤
- 水質測定キット
- エサ
その他便利なアイテム
- コケ取りグッズ
- バケツ
- プロホース
適正温度
20〜26度
水質
中性~弱酸性pH6.0〜8.0
餌
コリドラス・パンダは他魚の残餌も食べますが、大食漢のため専用の餌を与える必要があります。アカムシなどの生餌のほか、底に沈むタイプの人工飼料やコリタブなどの専用フードを与えましょう。餌の回数は1日1~2回程度です。
注意点
コリドラス・パンダは導入時に体調を崩しやすいため、一般的な水合わせ方法ではなく、エビなどの導入時に用いる点滴方式で水合わせしましょう。臆病な性格をしていますので、単独ではなく数匹同時に飼うことをおすすめします。本種は水質変化に敏感なため、定期的に水換えや底床の掃除を行って水質の悪化を防ぐ必要があります。水換えの際も急激に水質が変わらないよう慎重に換水しましょう。高水温を苦手としますので水温の上昇にも注意が必要です。また、ストレスが原因でカラムナリス病などにかかることがあるため、心地よい飼育環境をキープしましょう。
混泳(おすすめの相手など)
コリドラス・パンダの混泳相手に適しているのは同等のサイズで性格の大人しい魚です。コリドラス類やテトラ類のほか、グッピーなど水槽の上層を泳ぐ魚もおすすめです。
繁殖の楽しみ方
コリドラス・パンダは比較的繁殖しやすい魚といわれています。繁殖を狙う場合は成熟した健康なオスとメスを数匹混泳させ、イトミミズなどの生餌を中心に与えて飼育しましょう。メスがオスの横腹に顔を近づける「Tポジション」という行動がみられたら産卵の兆候です。粘度のある卵が水槽のガラス面や水草などに産み付けられますので、親や他魚から食べられないよう別容器に移します。孵化したらすぐには餌を与えず、稚魚のヨークサックがなくなってからブラインシュリンプを与えます。