アカハライモリの通販
- お勧め商品
アカハライモリ
アカハライモリの魅力
アカハライモリは、名前の通り赤い色のおなかが特徴の両生類です。日本にしか生息しない固有種の生物で、本州や四国・九州などに分布しています。おなかの色あいは生息地域などによって異なり、腹部がほぼ赤い色の個体、赤地に黒色の模様が入った個体、黒い模様が多く赤い部分が少ない個体などいくつかのタイプが存在しています。丈夫でお世話しやすいため観賞用のイモリとしても人気があり、日本だけでなく欧米などにも流通しているようです。愛嬌のある表情や、飼い主と目が合うと近寄ってくるなど人懐っこい一面をみせてくれるのも魅力です。
学名 | Cynops pyrrhogaster |
最大全長 | 10cm前後 |
飼育難易度 | 初心者向き アカハライモリは比較的飼育が容易な両生類だといわれています。陸でも生活するため水槽に水場と陸場をつくる必要はありますが、熱帯魚水槽よりも少ない設備で飼育することができますよ。また、水質にもうるさくないためお世話しやすい生き物といえるでしょう。脱走など本種特有の習性に注意する必要はあるものの、ポイントを押さえれば初心者でも育成することが可能です。寿命が20年以上ありますので、長期飼育することを前提に導入しましょう。 |
アカハライモリとは?
アカハライモリは有尾目イモリ科に属する両生類で、本州や四国・九州などに生息する日本固有のイモリです。生息地は池や水田など流れの少ない水域や湿地などで、ミミズや昆虫などを食べて生活しています。全長は10cm程度で、寿命は20年~25年ほどといわれています。飼育も難しくないためペットとしても人気があり、ペットショップやネット通販などで販売されています。繁殖にも挑戦しやすく、飼育下で増やすことも可能です。なお、本種は皮膚からテトロドトキシンというフグと同じ毒を分泌する習性がありますので、取り扱いには注意しましょう。
アカハライモリの飼育方法
推奨水槽サイズ
アカハライモリは最大で10cmほどにしか成長しませんので、30cm水槽や45cm水槽での飼育が可能です。同じ大きさのプラケースを使用することもできますよ。
飼育に必要な道具
水槽設置に必要な機材・グッズ
- 水槽、フタ
- 底砂(大磯砂など)
- 陸場(大きな流木や岩、カメの浮島など)
- 隠れ家
- 水草(産卵床にもなるアナカリスやウィローモスなどがおすすめです)
- 水質調整剤
- エサ
あると便利なグッズ
- 照明(水草をレイアウトする場合は設置しましょう)
- ろ過装置(投げ込みタイプがおすすめです)
- エアレーション
- クーラー
- 掃除グッズ
適正温度
20度前後
水質
中性pH7.0
餌
アカハライモリはイトミミズやアカムシなどの生餌のほか、冷凍フードや人口飼料にも餌付くようです。人工飼料はウーパールーパーやカメ用の餌がおすすめです。餌の回数は1日に1回、食べ残しが出ない量を与えましょう。
注意点
アカハライモリは水槽から飛び出すことが多いため、フタをしっかり閉じて脱走を防ぎましょう。高温に弱い一面がありますので、夏場の水温管理に注意が必要です。直射日光が当たらない場所に水槽を置き、水槽用のクーラーを用いて水温が30度を超えないように調整してください。本種はろ過装置を用いずに飼育することが可能ですが、小まめに水換えを行って水質の悪化を防ぐことが重要です。また、アカハライモリは毒の他にサルモネラ菌などを持っていることがあります。むやみに触らないよう注意し、触ったあとは石鹸で手をよく洗いましょう。
混泳
アカハライモリは肉食性のため、口に入る大きさの魚やエビなどとの混泳には向いていません。同種間の混泳は可能ですが、共食いをすることがありますので注意が必要です。
繁殖の楽しみ方
アカハライモリは繁殖に挑戦しやすい生き物です。大きめの水槽を用意し、産卵床になる水草などをレイアウトして性成熟したオスとメスを複数飼育しましょう。卵は水草に産卵され、1か月ほどで孵化します。幼魚の間はブラインシュリンプを与えて育成しましょう。2か月ほど経つと肢が生えて陸上で生活するようになりますので、陸場を作るなどレイアウトを整えます。なお、幼少の時期は共食いが起こりやすくなるため餌が行き渡るように注意しましょう。