ポリプテルス・オルナティピンニス(6cm)の通販
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ポリプテルス・オルナティピンニス
ポリプテルス・オルナティピンニスの魅力
ポリプテルスオルナティピンニスは、デボン紀から姿を変えずに生き残ってきたポリプテルスの一種です。黄色のベースカラーに細やかな黒色の縞模様が入っているのが印象的で、学名は「綺麗な羽根飾り」を意味します。また、その派手な体色を評してファンシーポリプと呼ばれていたこともありました。ポリプテルスはヘビのような円筒の体に多くのヒレがあるのが特徴で、魚類と両生類に進化する境目にある生物ともいわれています。どちらかというと爬虫類や恐竜をイメージさせますが、どこか風格を感じさせる存在感があり、魚とは違った魅力のある生き物です。
学名 | Polypterus ornatipinnis |
最大全長 | 60cm |
飼育難易度 | 経験者向き ポリプテルスオルナティピンニスはアクアリウム経験者向きの魚かもしれません。丈夫で餌付きもいいため飼育難易度自体は高くないですが、体長が60cm程度にまで成長するため大型の水槽を用意する必要があります。また、寿命も15年近くありますので、長期飼育を見込んで導入することになります。初心者の方には、最初はセネガルやパルマなど小型のポリプテルス類の飼育から始め、慣れてからオルナティピンニスを育成することをおすすめします。 |
ポリプテルス・オルナティピンニスとは?
ポリプテルスオルナティピンニスはポリプテルス目ポリプテルス科に属する淡水魚で、アフリカのコンゴやザイールなどに生息しています。「生きる化石」や「古代魚」と呼ばれるポリプテルスの一種であり、同種の中では上顎が出ているパルマスタイプに属します。体長は最大で60cm程度まで成長し、寿命は10年から15年ほどといわれています。観賞用には養殖された個体が広く販売され、数あるポリプテルスの中で比較的ポピュラーな品種として親しまれてきました。大型魚のため飼育には水槽などの環境を整える必要がありますが、丈夫で長期飼育にも期待できます。
ポリプテルス・オルナティピンニスの飼育方法
推奨水槽サイズ
ポリプテルスオルナティピンニスは60cm近くまで成長するほか、比較的活発に動くといわれています。のびのびと育てるためには、最低でも90cm、できれば120cm以上の水槽を用意することが望ましいでしょう。
飼育に必要な道具
水槽設置に必要な機材・グッズ
- 水槽、フタ、重石、水槽台
- 照明
- ろ過フィルター、ろ材
- ヒーター、冷却ファン
- エアレーション
- 隠れ家(岩、流木、塩ビパイプなど)
- 底砂(使用することも可能ですが、水を汚しやすいためベアタンクがおすすめです)
- 水温計
- 水質調整剤
- 水質測定キット
- エサ
その他便利なアイテム
- ヒーターカバー
- 掃除グッズ
- バケツ
- プロホース
適正温度
26〜28度
水質
中性~弱アルカリ性pH6.0~8.0
餌
ポリプテルスオルナティピンニスはメダカや金魚などの活餌を好んで食べますが、人工飼料にも餌付きます。人工飼料は大型魚用のフードがおすすめです。餌の回数は1日2回程度を目安にし、食べ残しが出ない量を与えましょう。
注意点
ポリプテルスオルナティピンニスは水槽のフタを持ち上げたり飛び出したりすることが多いため、フタには重石をしておきましょう。また、本種は水を汚しやすいのでベアタンクでの飼育がおすすめです。水質の維持には、ろ過能力の高いフィルターを設置したり定期的に水換えや掃除を行うことも効果的です。なお、病気にはかかりにくいといわれていますが、白い糸状の寄生虫が付くことが多いため注意が必要です。寄生虫を見つけた場合はグリーンFゴールドなどで治療しましょう。水槽に入れる前にトリートメントを行っておくと予防につながります。
混泳について
ポリプテルスオルナティピンニスは口に入る大きさの魚は食べてしまいますので、同じ大きさの魚を混泳させましょう。また、プレコとは相性が悪いため同居させない方がいいといわれています。
繁殖の楽しみ方
ポリプテルスオルナティピンニスの繁殖については情報が少なく、繁殖例もみられないようですが、同じ大型種のエンドリケリーの繁殖例はあります。エンドリケリーの場合は、180cm水槽に体長60cmほどのオスとメスを複数飼育していたら流木に産卵していたとのこと。卵は親が食べることがあるため別の水槽に移し、孵化後は一週間ほど稚魚にブラインシュリンプを与えるとよいです。この例がオルナティピンニスに適用できるかは定かではありませんが、参考になるかもしれません。