ポリプテルス・アルビノセネガルス(8cm)の通販
ポリプテルス・アルビノセネガルス
アルビノセネガルスの魅力
アルビノセネガルスは古代魚として知られるポリプテルスの一種ポリプテルス・セネガルスのアルビノ個体で、クリーム色のボディに赤い目がトレードマークの魚です。ポリプテルスはデボン紀に登場し現代まで姿を変えずに生き残ってきた生物で、ガノイン鱗や菱形の背ビレを有するなどの特徴があります。また、幼魚の時期に外鰓があることから魚類と両生類に進化する境目にある生き物ともいわれています。ポリプテルスは古代魚ならではの重厚な雰囲気を持った種類が多いですが、本種の場合は柔和でどこか神秘的な存在感が感じられるのが魅力です。
学名 | Polypterus senegalus var. |
最大全長 | 30cm |
飼育難易度 | 初心者向き アルビノセネガルスの飼育難度はそれほど高くないといわれています。ポリプテルスの中では小型の種類に属するため飼育環境を整えやすく、餌付きも良いため初心者の方にもおすすめしたい魚です。通常個体に比べて視力が弱いという一面があり混泳などに注意する必要はありますが、おおむね通常個体と同じ方法で飼育することができます。なお、10年以上生きるといわれていますので、長くお世話することを見込んで導入しましょう。 |
アルビノセネガルスとは?
アルビノセネガルスはポリプテルス目ポリプテルス科に属する魚類の一種で、ポリプテルス・セネガルスを体色の薄いアルビノタイプに改良した品種です。原種の生息地は南アフリカのセネガルなどですが、本種は東南アジアで養殖された個体が広く流通しています。通常個体と同じく、比較的飼育しやすいためポリプテルスの中ではポピュラーな品種として有名です。また、ヒレの長いロングフィンタイプにも人気があります。体長は最大で30cmほどに成長し、寿命は10年以上といわれています。繁殖に挑戦しやすい品種のため、水槽内で増やすことも可能です。
アルビノセネガルスの飼育方法
推奨水槽サイズ
アルビノセネガルスの最大全長は30cm程度のため60cm水槽での飼育が可能です。混泳させる場合や、よりゆったりと育てたい場合は90cm以上の水槽を使用することをおすすめします。
飼育に必要な道具
水槽設置に必要な機材
- 水槽、フタ、水槽台
- 照明
- ろ過フィルター、ろ材
- ヒーター、冷却ファン
- エアレーション
- 隠れ家(岩、流木、塩ビパイプなど)
- 底砂(角のない砂を使用しましょう。ベアタンクでも飼育可能です)
- 水草
- 水温計
- 水質調整剤
- 水質測定キット
- エサ
その他便利な道具
- ヒーターカバー
- 掃除グッズ
- バケツ
- プロホース
適正温度
25~28度
水質
中性pH7.0前後
餌
アルビノセネガルスは肉食性のためアカムシやメダカなどの生餌を好みますが、人口飼料も食べてくれます。比較的何でも食べますのでバラエティを持たせて給餌しましょう。餌の回数は1日2回程度、食べ残しが出ない量を与えます。
注意点
アルビノセネガルスは水槽から飛び出すことがありますので、水槽には必ずフタをしておきましょう。ベアタンクでも飼育可能ですが、底砂を敷いておくと落ち着きやすいといわれています。繁殖に挑戦したい場合はウィローモスなど産卵床になる水草をレイアウトするといいでしょう。また、肉食で食べ残しや排泄物が多いため水質の悪化に注意が必要です。ろ過機能の高いフィルターを使用したり、定期的に水換えや掃除を行って飼育水を新鮮な状態に保ちましょう。病気にはかかりにくいといわれていますが、他のポリプテルス同様寄生虫に注意して飼育しましょう。
混泳(おすすめの相手など)
アルビノセネガルスはアルビノ個体のため視力が弱く、同種間では齧り合うことがあるため混泳させる際は注意が必要です。また、相性の良くないプレコ類や、口に入る大きさの魚やエビなどとの混泳も避けましょう。
繁殖の楽しみ方
アルビノセネガルスの繁殖は簡単ではありませんが、環境を整えれば飼育下でも繁殖を狙うことが可能といわれています。性成熟するとオスがメスを追いかけるようになり、尻ビレで受精して水槽内のあちこちにばら撒くように産卵します。2、3日ほどで孵化しますので、ヨークサックがなくなったら稚魚にブラインシュリンプやイトミミズなどを与えましょう。本種は卵の受精率や孵化率が低いといわれていますので、急がず気長に繁殖に挑戦することをおすすめします。